キセロックス?

製品名が一般名詞化してしまうことがあります。
セロテープとかホッチキスなどがそうですね。
アメリカでは、ティッシュのことをクリネックスと呼んだりしています。
日本では、おおむね昔の人たちを中心にコピー機を「ゼロックス」と言っていたりしますが、日本人には、Xeroxの発音はなじみがあるはずなんですね。

ところが、業界が違うと発音も異なるのか、カメラのフラッシュにおいては、同じ「Xe」でもXenonは「キセノン」もしくは「クセノン」と呼ぶらしい。
NOKIA N82は、「キセノンフラッシュ」搭載で夜の撮影に強いというふうに。

でも、やはりここは「ゼノンフラッシュ」でいきましょう。

N95にするか、N82にするか?

さて、NOKIA N82が発売となり、そろそろ買い替えの時期当来となった私にとって、N95(X02NK)と比べてどちらを買うべきか悩むところであります。

以前書いたように、NOKIA N95を次期機種とすることは決定事項と言ってもいいくらいに意志は固まっておりました。
独特のデュアルスライドはそれ自体でかっこいいが、メディアキーで音楽や写真を見たりいろいろできる使い勝手の良さをぜひ味わってみたいと思います。

ところが、いざ買うべき頃合いが近づくにつれて、N95のマイナス面なども見えてきました。
ケータイデジカメを日常の記録用として徹底活用したい私にとって、カメラ機能の充実度は重要ですが、
N82の方に以下のようなアドバンテージがあります。

(1)ゼノンフラッシュ
(2)反応のよいオートフォーカス(カメラ起動2.5秒、焦点2秒)
(3)カメラユニットは共通でも、よりチューニングされて画質が向上
(4)GPSによるジオタグの付加
(5)きれいでなめらかなビデオ撮影

NIKONのCOOLPIX P6000が上記(4)の機能を搭載し、お散歩カメラとして最適だな、ぜひ欲しいなと思っているので、これを買わずに済むN82の選択は賢明に見えます。

お散歩が楽しくなるGPSデジカメ——ニコン「COOLPIX P6000」 (1/7)
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0810/16/news012.html

N95に不具合?

マイナス面どころか、N95にはどうやら不具合があるようです。
日本のノキア機種でもスライド端末には不具合がよくありましたが、N95においても「画面が消える」という現象が報告されています。

turn the screen off(画面が消える)
flicker(点滅する、チカチカする)
という報告があがっています。
さらに、画面が左右にずれて本来右端にあるべきアイコンが左端に見えたりする現象もあるようですね。

これらは、display connectorの不良だとか、firmwareのアップで直るとか、LCDの交換を要する、とか言われています。

やはりノキアのスライドはよしたほうがいいのかもしれないと思い始めて、今の気分はN82の方に傾いております。

買う時期が問題だ

私の今使っている705NKは2009年5月で満2年、同7月で割賦払いの満期を迎えます。

N82を買うなら、その5月まで待って買うのがいいでしょう。満2年経過でお値段も安くなるし、その頃まで在庫はあるでしょうからじっくり待つことができます。
(割賦金の支払いは重複しますが2ヶ月程度ならたいしたことはないでしょう)
しかし、N95ならいつ販売終了になるかわからず、早めに手当てしたほうがよさそうです。

苦しくなったメーカー

割賦販売方式はキャリアへの囲い込みには成功しつつありますが、同時に致命的欠陥として端末が売れなくなるという現象を生み出しました。
これまでは、「縛り」はせいぜい6ヶ月サイクルだったのに対し、今度は24ヶ月(26ヶ月)単位です。
単純に考えても、1人のユーザーに対する販売機会は2年に1回に減少。
ノキアファンが4分の1に減ったも同然です。
ノキアとしては、もうやってられない。撤収やむなしというところでしょう。

ビジネス的見地から、中国市場への「選択と集中」が行われたわけであります。

私たちのできること

ノキアの置き土産となるN82が、かなり魅力的な端末に仕上がっていることが大いなる救いとなっていることは確かです。
ノキアファンが大挙してこの機種を買えば、それだけ万一の場合の修理体制や部品・バッテリーの供給といったアフターサービスの充実につながります。
スライド型ではなくストレート型なのも、故障の少なさといった点で有利でしょう。

そして、とことん使うのです。
機能面で見ても、4〜5年使うのに何ら不足はないはずです。
バッテリーの最終供給年(2014年?)に追加で購入しておけば、さらに使用を延長できますね。

N82を長く使えるか?そのうち飽きるのではないか?
今のN73(705NK)からN82へ機種変更したいのは、飽きてきたからではありません。まさに「そこにN82があるから」であって、今の機種に足りない機能を補充し、かつ、私が必要とするすべてが盛り込まれているからです。考えてもみてください。N82の後は、もうローカライズ版ノキア機種はないんですから、今後さらに別のものが欲しくなるということはないのです。長く使えるというより、使わざるをえないとも言えますね。

ノキア以外で、さらに魅力を増したiPhoneが登場したらどうするか?という問題はあるでしょう。現状のiPhoneを機種変更候補の対象から外したのは、カメラ機能が不十分だったからです。

私はMacでもなくWinでもなくUbuntuを使っていますが、必然的にiTunesも導入していない環境のもとでは、iPhoneがいかんなく性能を発揮することはないでしょう。

「無人島に持っていく1冊の本はどれを選ぶか?」という命題がありますが、今後1台しか持てないノキア機種はどれを選ぶか?と考えてみてください。
N82で満足できます。

「歩く人が多くなれば、それが道になる」(魯迅)ならば、持つ人が多くなれば、それがメーカーやキャリアへの力となります。
アフターサービス体制をできるだけ長く持続させれば、その間に再参入を検討するなど状況の変化も期待できます。

ケータイは新形態へ 〜 オープン化による水平分業

2008年3月の導入以来、すっかりUbuntuになじんでしまい、どうやらWindowsに戻ることはなくなりました。垂直統合モデルより、コミュニティーによる水平分業モデルが時代に合っていると感じているのです。

公式言語パックの開発が進められ、世界中どこでも、国際版+言語パックによる端末製造スタイルが一般化するかもしれません。
端末をオープンソースソフトウェアで動作させるならば、言語パックの開発もコミュニティーで行われることでしょう。私が日常的にUbuntu(そしてFirefox, Thunderbird, OpenOffice)を使っているせいか、「オープン化」は世の流れであることを確信しているのです。

テンキーの(物理的)日本語化は今でもたやすいはずです。カバーの取り替えはノキアの得意とするところですから。
SIMロックに関しても、今後はオープン化することでしょう。

1人でも多く、1台でも多く、NOKIA N82を買いましょう。

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